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本当に買うべきものがわかる決断方法[5つのいらないもの]

本当にいるもの

2年間のオーストラリアバックパッカー生活を通して、自然とかなり断捨離生活になりました。

本当にいるものといらないものをしっかり判断しないとお金も足りないし、移動するときに処分も困るからです。

日本で生活していたときは本当に物欲にまみれた生活でしたが、今回海外での生活を続けて色々と学んだことがあったので、今日はその気づきをシェアしたいと思います。

あくまでも個人的な意見と言うことをご了承ください。

今いるものがいるもの

結論から言いましょう。あなたが買うべきものは今いるものです。

この5文字がめちゃくちゃ大切ですが、なかなか理解するまでが大変です。

一体にどれが今いるものでどれが今いらないものかもわからないと思います。

この記事では今いるものとはなにかと言うことを理解できるように解説していきます。

今いるものとは

今いるものとは今すぐいるものです。

具体的に言うと使う予定がもうすでに決まっているものです。

例えば今から電車に乗って違う駅に行くときは切符を買いますよね?

これが今いるものです。

「なんだぁそんなの当たりまえの出費じゃんと思うかもしれません。」

そうです。当たり前の出費を確認することが大切なのです。

それじゃぁブルーライト軽減のメガネは?

パソコン仕事が多くて目が疲れて困っている人が買うべきなのです。

ではそのメガネを買うべきでない人は、パソコンをあまり使わない人、もしくは目が疲れたりしない人です。

つまり目を守るためにいいらしいという理由で買わない方がいいということです。今困っていることを解決するためにものを買うべきです。

「あったら便利は」いらない

炊飯器にいっぱいボタンが付いていますね。どれだけの人があのボタンの使い方を知っているでしょうか?

大抵の人は炊飯と取り消ししか使わないのではないでしょうか。少なくとも僕はそうです。

僕がオーストラリアでご飯を食べるときは米を炊かなければなりませんでした。オーストラリアにある炊飯器はボタンが一つしかありません。取り消しすらありません。ご飯を入れてお水を入れてオンにするだけです。

ご飯が炊けたら勝手にボタンはオフになります。

自分でオフにしたければ電源コードを抜けばいいのです。

ちなみに、みんなが炊飯器を使っていてあまりの炊飯器がない場合は鍋でご飯を炊かなければなりません。全て手動です。

僕以外の日本人の人もそういった生活をしていましたが、特になんの不自由もありませんでした。

実際そんなに多くの機能はいらないのです。

買うときは多くの機能があった方が安心しますが、実際はいらないものなのです。

「いつか絶対役に立つ」はいらない

すごく綺麗な瓶とか、普段あまり行かない店のクーポン券などは本当に入りません。

いつか使おう、そのとき持っていたら便利だと言うものは使いません。

使うかもしれませんが、そういったものがゴミの山のようになってその内の数個使うぐらいなのでそれなら初めから持たない方が良いです。

クーポン券や瓶なら無料でもらったものかもしれませんが、予備のUSBケーブルが安かったと言って買うべきではありません。確かにいつか絶対に役立つでしょう。USBケーブルは消耗品なので。

しかし、その頃には新しい規格が出ているかもしれませんし、その発想でものを買い続けるとどこまでも買い続けなければなりません。

トイレットペーパーは生涯使い続けるでしょうが、30年分買うと考えるとおかしな話だと思います。

必要なときにできる限り安くで買うべきです。

「自分にプラスになる」はいらない

たとえば、資格などがそうです。僕は大学のときに学芸員資格をとりましたが僕の人生に全く入りませんでした。

学芸員資格をとるのはやはり博物館や美術館で働きたい人が取るべきです。僕は大学の単位上その授業が必要だったため取りましたので特に問題はありませんでした。

しかし、自分にプラスになるからと言う理由でどこかの講座を受講してみたり、無駄に資格をとるべきではありません。資格が必要なときに取るべきであって、無闇に資格をとっても結局はあなたの人生にプラスにはなりません。

色々資格を持っていたら安心するという人もいるかもしれませんが、それは本来資格を取る趣旨とずれています。

「損か得かで考えたもの」はいらない

豚の貯金箱

今買うとセールで普段より20%安いからという理由でものを買うべきではありません。具体的にそれを使う予定があってもともと必要なら買うべきです。

例えば単三電池が4本欲しくて買いに行ったものの、セールで12本が20%OFFで売られていたとしましょう。200円で済むところを480円払う必要はありません。

結局は引き出しの肥やしになるだけで、その分家のスペースを長く占領するだけです。確かに値段はお得ですが、それを続けると使わないモノで家が溢れかえって行く一方です。

具体的にいる本数だけ買いましょう。

「いらないもの」はいらない

根本的なところですが、いらないものはいりません。

具体的に言うと、電子レンジを買いに行ったらオーブンは入りません。

「電子レンジとしてもオーブンとしても両方つかるから、今家にオーブンはあるけどこの新しいやつを買おう。」という発想がいらないのです。

相手はビジネスです、あの手この手で購買意欲をそそらせるような言い回しをしてきます。

あと3000円払ったらもっといいものが手に入る。さらに1000円払えばこの機能が付いてくる。

本当にいりますか?

一つ余分に機能が付いていれば、その機能を使えるのは当たり前のことです。

その機能が今どうしても必要で使う予定があるかを自問自答しましょう。

なければあなたには必要ありません。安い方を買ってください。

物を買うときに時間を犠牲にしている

インターネットをひらけば情報がたやすく大量に手に入ります。あなたが何か大きな買い物をするときは自然とどれが一番いいかを選別しますよね。

せっかくの買い物だから、後悔が無いように値段に見合ったものを購入できるようにと言うことです。

それは悪いことではありません。適当に目についたものを買うより、買うのなら良いもの、自分にあったものを買うべきだと思います。

しかし、ここで言いたいのは本当にそれが必要かどうかを考えて欲しいのです。

ものを買うという段階で、消費しているのはお金だけではありません。それを選ぶときにあなたの貴重な時間も消費しているのです。

良いものと自分が必要なものは違うという話

僕は昔、高いエレキギターを買おうと思って東京の御茶ノ水まで行きました。大阪から行ったので交通費もそこそこかかり、一週間かけてギターを選びました。

そのギターは18万円したギターでした。ヴィンテージで使い所の難しいギターでしたがなぜか音が気に入り購入いたしました。

その後、もっと他の万能なギターが欲しくなり9万円の中古で大阪でギターを買いました。

面白味の無い音だったので、その後、ちょっと古くてそれでも万能に使える18万円のギターを中古で6万円で買いました。

オーストラリアにそれを持って行ってバンド活動しておりましたが、日本に持って帰るにも送料が高くつくので、オーストラリアで売り飛ばしました。

結局今使っているのは一番最初に買ってもらった3万円のエレキギターです。

しかし、そこで気が付いたのは3万円のエレキギターでも自分のやりたいことは十二分にできると言うことです。

良いものと悪いものの比較になるともちろん高いものがそれなりに良いですが、自分のニーズから考えると3万円のギターで十分だったのです。

結局僕には高いエレキギターは必要なくそれで、探し回った僕の時間は無駄だったのです。

もちろん探し回った時間があったからそれに気づけたわけですが、今ならそのことがわかっているので同じ過ちを繰り返さなくても済むのです。

ものは自分を高めないことを覚えておくべき

自分を勘違いした男

良いものは良いです。しかし、良いものがあなたの価値を高めるわけではありません。あなたの価値はあなたが努力することでしか高めることができません。いくら高級な宝石を着飾ってもあなたの価値は上がりません。

高いギターを使ってもあなたはうまくなりません。(よっぽど弾くに耐えないギターなら別ですが)

物より経験の方が大切

某CMで「ものより思い出」と言われていましたが、正確に言えばものより経験です。

経験はあなたを成長させます。成長はお金では買えませんし、売り払うこともできません。

成長はあなたの努力と時間のみによってもたらされたあなた自身です。

ものを買うお金を経験に回した方が僕は人生が潤うと思います。

「今いる、代用がきかない」ものがいるもの

まとめると今いるものがあなたの必要なものです。

今いらないものはあなたに必要で無いものです。

今いらないものを買うお金をあなたを成長させる体験に支払いましょう。

その方が僕はずっと有意義だと思います。

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ABOUT US
Nan
はじめまして。Nanと申します。 2016年より英語力0の状態で単身オーストラリアに行きました。 オーストラリア2年間の生活である程度の英語力やバリスタのスキル・世界中に友達を作って帰国。 その後、フリーランスのWebデザイナーとして仕事を初めて、 約一年少し海外でノマド生活をしていました。 タイ(1ヶ月)-ジョージア(2ヶ月)-ドイツ(1ヶ月)- イギリス(8ヶ月ロックダウン中)-フランス(1ヶ月)-イタリア(1ヶ月) と言った感じです。 その間、アプリのプログラミング(Flutter)を勉強し始め、帰国後に仕事を取れるようになりました。 ウェブデザイナー、グラフィックデザイナー、アプリデベロッパー、ミュージシャン、バリスタ、日本語教師、ブロガーとして収入を得て細々と暮らしています。 器用貧乏もここまで極めると悪くはないのではないかと思ってきた今日この頃。