こういった方を対象に話を進めていきます。
この記事の中身
- [フリーランサー]クライアントへの提案メッセージの書き方[高単価ゲット]
- ポートフォリオや制作実績も大事
クラウドワークスやランサーズで仕事を取っていると、クライアントのプロジェクトに提案メッセージを送らないといけませんね。
プロジェクトには結構な応募者が毎回いるので、その中でもちょっと目立つメッセージを工夫することで仕事のゲット率を上げることができます。
それと同時に、やってしまいがちなメッセージの間違った書き方も紹介したいと思います。
というのもの、僕はクラウドワークスで仕事を受注しましたし、発注の方も経験したからですね。なので多くの方から仕事応募のメッセージをいただいたので、フリーランサーの方がどんなメッセージを送るのかもわかります。
それを全て踏まえて、メッセージの効果的な送り方、高単価案件の取り方をシェアしていきたいと思います。
ちなみに僕はwebデザイナーだったので、webデザインの受注を念頭に記事を書いていきますが、他の分野の案件でも応用可能だと思います。
[フリーランサー]クライアントへの提案メッセージの書き方[高単価ゲット]
1. コピペで複数のクライアントにメッセージを送らない
僕が仕事を発注した時にもらったメッセージでよく合ったのが、
「〇〇と申します。Webデザイン経歴〇〇年 どこどこに勤務しておりました。誠意を持ってお仕事をさせていただきます。よろしくお願いいたします。ポートフォリオはこちらになります。URL」
「〇〇様 この度はメッセージをご覧いただきありがとうございます。フリーランスとして活動をはじめたばかりですがよろしくお願いいたします。過去に制作したものはこちらになります。よろしくお願い致します。URL」
こういったものが多かったです。
ぶっちゃけこういったメッセージはコピペで複数のクライアントに送れてしまいますよね。
これだと発注側は
という風な疑問が出て来てしまいます。
フリーランスに仕事を依頼する時にクライアントが懸念するのは、
- この人は仕事の納期やクオリティを守れるのだろうか
- 信用できる人だろうか
というところです。なのでコピペで送られてくるメッセージでは信用はあまりできません。
依頼しても途中で逃げてしまう人もいるみたいなので、そうなってしまうと依頼する側は納期も間に合わなくなりますし、新しい人をまた探さないといけないので二度手間になってしまいますね。
ある程度リスクを抱えることになるので、メッセージではなるべく信用できるメッセージを送りましょう。
2. 一人一人のクライアントに最適化したメッセージを送る
まず、クライアントの案件の詳細をしっかり読むようにしましょう。(超大事)
例えば今回クライアントが商品が売れるWebサイトを求めていたとしましょう。
ここでクライアントが参考デザインを提示している場合はかなりヒントになるので必ずチェックしましょう。
そこでメッセージで伝えるべき内容は
- クライアントが求めているテイストを代弁する
- クライアントの求める完成図に近いような参考URLを複数送る
- クライアントの目的を達成できる提案をこちらからする
- 仕事を受けた際の進行予定
上記4つになります。一つ一つみていきましょう。
2. クライアントが求めているテイストを代弁する
まずWebサイトのジャンルを把握しましょう。美容系、ビジネス系、お堅い系など、、
その上でクライアントが欲してそうなテイストを参考デザインから推測して代弁します。
「赤を基調とした、インパクトのあるWebサイトをお求めでしょうか?」など、、
ここで一度クライアントの欲しいものを代弁しておくことで、安心感を提供することができます。
3. クライアントの求める完成図に近いような参考URLを複数送る
クライアントの欲しいデザインがわかったらそれに近い既存のWebサイトでクオリティの高いものを2~3つほど提示しましょう。
僕に依頼していただければこの程度のクオリティのものは作りますよということを見せることが大事です。
クオリティに満足できるかはクライアントが一番気にしている部分です。先にクオリティの完成図を見せることで契約につながりやすくなります。
仕事を受けたあとはしっかりそのクオリティに追いつくか追い越せるように頑張らないといけませんね。
4. クライアントの目的を達成できる提案をこちらからする
クライアントの本当の目的をしっかり理解しましょう。
デザイナーでよくあるのが、
- かっこいい・おしゃれなデザインを作ればいいんでしょ?
- 真新しいサイトを作りたい!
というデザイナーの欲望が先に出てしまうパターンです。
大切なのはクライアントの目的なので大体の場合は
- 商品の売り上げをあげたい
- 企業のイメージをよくしたい
- 今までのWebサイトのイメージを変更したい
などです、、
おしゃれなデザインは作るに越したことはないのですが、優先順位はクライアントの目的が一番です。
商品の売り上げをあげたいクライアントの場合、どういう風に商品を配置して、一番売りたい商品を目立たせてなど、どうすれば商品が売れるかを力説しましょう。
企業イメージ向上の場合は、下手に突っ込んだデザインをするのではなく、堅実なWebサイトの方がよかったりします。
今までのWebサイトのリニューアルなどでは、雰囲気を一新したいケースなので、前回のサイトからは色やレイアウトを大きく変えたデザインを勧めると良いかと思います。
5. 仕事を受けた際の進行予定
最後にもし仕事を実際に受けた場合の進行表を提示します。
これをすることで、クライアントに安心感を与えることができますし、自分もスケジュールを立てやすくなります。
僕の場合は
ヒアリング→デザインラフ提案→デザイン本番提案→変更修正→完成
といったところでしょうか。実際はもう少し注釈をつけるとよいと思います。
ポートフォリオや制作実績も大事
この記事ではメッセージの書き方、重要性を伝えて来ましたが、やはり一番大切なのはポートフォリオや制作実績の部分です。
ポートフォリオがまだ無い場合は最低3つほど作品を入れたポートフォリオサイトを作りましょう。
それと同時に、今回の記事で書いたようなポイントに気をつけて、クライアントに提案メッセージを送ると仕事をGetできる確率がグッとあがるでしょう。
一度試してみてください。
それでは良いフリーランスライフを!