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覚えておきたいワーホリで日本人が間違えやすいこと

勘違いをする日本人

この記事では、日本人が海外でやりやすいミスをオーストラリアワーホリ二年間の経験を元に紹介していこうと思います。

違いを理解することによって、より充実した海外生活を送ることができ、日本人以外と生活するときにも勘違いや文化のギャップを理解することができます。

イヤフォンの音漏れはOK?

日本に行ったことがあるオーストラリアの友人と話していたのですが、日本は電車の中でとても静かだという話をしていました。

確かにオーストラリアの電車の中は電話をしていても問題ないですし、静かにする必要もありません。

例えばイヤフォンで音楽を聞いていて、音漏れがガンガンしていても誰も文句を言わないのです。日本だと自分のイヤフォンが音漏れしていないか気になりますし、していたら注意を受ける場合があります。

ところがオーストラリアでは事情が違います。音漏れをしていても注意することは基本的にできません。注意をすると逆に怒られる可能性があります。

なぜ注意することができないのか?

日本で生活している感覚だとそんなバナナ!って感じですよね?

なぜ注意できないのか。これはイヤフォンを使って大きな音で音楽を聞く権利がその人にはあるからです。注意するというのは、この人の自由を侵害しています。なので逆に怒られたりトラブルに発展します。

これを注意ではなくお願いだと状況は変わります。人によっては音量を小さくしてくれる場合があります。あくまでも相手はイヤフォンで音楽を大きな音量で聞く権利があるので、交渉して音を小さくしてもらうというのは問題ありません。

海外生活では全てにこのことが言える

何もイヤフォンの件だけではなく様々なシチュエーションにおいてこのことが言えます。バックパッカーやシェアハウスで共同生活をする場合、友達と遊びに行く時、旅をする時。あらゆる面で個人の自由が尊重されます。

日本では”空気を読む”や”周りに合わせる”ということが美徳ですが、海外ではそういったことはあまり大切にされていません。

あくまでも自分がやりたくない場合はやらなくてもいいし、やりたい場合はやればいいといった考え方が強いです。

環境のせいにしない生き方

電車で横の人の音漏れがうるさければ、他の席に移動すればよいのです。

バックパッカーで夜中まで人が喋っていれば耳栓をしてアイマスクをすればよいのです。

泊まっている部屋が汚ければ掃除をするか他の部屋に泊まれば良いのです。

みんなと違う時間に食事を取りたければ、違う時間に食事を取ればいいのです。

一人だけみんなと一緒に遊びに行きたくなければ、それを伝えて部屋で本を読めば良いのです。

誰もそれを咎めませんし、咎める理由もないのです。

個人を尊重するか、周りを尊重するか

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よく日本人は集団主義で海外の人は個人主義だと言いますが、実際に海外で生活をしていてその違いを強く感じました。

日本で生活をしていれば、そんなに不便に思うことも少ないですし、不愉快な思いをすることもあまりありません。なぜならみんなが気を使って生きているからです。

海外で生活をする場合は、自分の思う通りに動くことができますし、窮屈な思いをすることも少ないです。なぜならみんなが自由に生きているからです。

僕は集団主義にも個人主義にも良い所と悪い所があると思います。

海外で生活をするということ

どちらの生き方も素晴らしいですが、海外で生活するということは個人主義の世界で生きるということになります。

無理やり個人主義になる必要は全くありませんが、集団主義を他の人に強要することはできません。

そのことを頭の片隅に置いておくだけでも、海外生活のストレスやすれ違いがグッと減ることを確信しています。

僕はオーストラリアで海外の人だけのグループ、日本人だけのグループ、海外の人と日本人が混ざったグループで生活をしたことがありますが、やはりかなり考え方や生活が違います。

海外の人と日本人が混ざったグループでは、日本人が他の人のことを愚痴る場面をかなり見てきました。時々トラブルにもなることもありました。

多くの場面では今回言った、集団主義と個人主義の考え方の違いが原因だと感じましたのでここに体験と意見をシェアしたいと思います。

僕の意見は数ある意見の一つにしか過ぎません。他にも色々意見もあると思います。この記事がこれから海外へ行く人に少しでも役に立てば嬉しいことこの上ありません。

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ABOUT US
Nan
はじめまして。Nanと申します。 2016年より英語力0の状態で単身オーストラリアに行きました。 オーストラリア2年間の生活である程度の英語力やバリスタのスキル・世界中に友達を作って帰国。 その後、フリーランスのWebデザイナーとして仕事を初めて、 約一年少し海外でノマド生活をしていました。 タイ(1ヶ月)-ジョージア(2ヶ月)-ドイツ(1ヶ月)- イギリス(8ヶ月ロックダウン中)-フランス(1ヶ月)-イタリア(1ヶ月) と言った感じです。 その間、アプリのプログラミング(Flutter)を勉強し始め、帰国後に仕事を取れるようになりました。 ウェブデザイナー、グラフィックデザイナー、アプリデベロッパー、ミュージシャン、バリスタ、日本語教師、ブロガーとして収入を得て細々と暮らしています。 器用貧乏もここまで極めると悪くはないのではないかと思ってきた今日この頃。