オーストラリアワーホリでは最初に語学学校へ行かず真っ先にファームへ行くべきです。それだけで得られるメリットはめちゃくちゃあるのでそれを解説していきます。
これは僕が英語力ゼロからオーストラリアで2年間過ごした上で、発見したことを元に書いております。
実際に僕は右も左もわからない状況から、語学学校へ行かず最初からファームを探して大満足でした。この話を共有しようと思います。
真っ先にファームへ行った場合の三大メリット!
- 英語を普段からめちゃくちゃ学べる
- お金をめちゃくちゃ節約できる(むしろ貯めれる)
- セカンドビザの日数もめちゃくちゃ稼げる
以上がめちゃくちゃ大きなメリットです。
ファーム生活で英語がめちゃくちゃ伸びる理由
これは行くファームによるのですが、日本人の少ないところに泊まってファームで働くと、めちゃくちゃ英語が伸びます。
英語環境にどっぷり浸かれるから
みんな英語しか使わないし、朝から晩まで共同で生活しているので英語環境にどっぷりつかっているからです。
英語の授業と違い受け身ではやっていけません。誰かに話しかけられたら必死で聞き取って必死で答えなければなりません。これがずっと続くのです。
最初はストレスになるかもしれませんが、1ヶ月ぐらいでこういう環境に慣れてきます。それだけの負荷をかければやはり英語もぐんぐん伸びます。
ファームに来る人は実は英語が苦手な人が多い
ぶっちゃけて言いますが、初心者が英語のネイティブスピーカーの輪に入るのはまず無理です。みんな喋るのがめちゃくちゃ早いし表現も難しいです。
しかし、ファームにくるワーホリの人は英語が苦手な人が多いです。イタリア人フランス人、ポルトガル人など、、
ヨーロッパ人はみんな英語を喋れるというのは妄想で、全くそんなことはありません。(もちろん平均的な日本人よりはしゃべれます。)
なので、実はファーム生活が英語初心者には一番ベストな選択だと思います。
相手が話すスピードもゆっくりだし、英語も得意じゃないことを知っていると、こちらの精神的なハードルも下がるからです。
みんなが英語学習者なので相手の間違いに対しても寛容なのです。
家族のように仲良くなれるから
田舎で同じところに住んで一緒にファームで働いていると本当に仲良くなります。そこには人種も国籍の違いも関係ありません。
都会で働くとただの職場の人になりがちですが、ファーム生活では本当に違います。
僕はオーストラリアで4箇所ファームを回りましたが、それぞれの場所ですごく仲の良い家族のようなものができました。
そうすると、お互いに喋る機会も減りますし、英語を使うことの心理的ストレスも減っていきます。
僕が最初にファームに行った時はほとんど全く英語が喋れませんでしたが、それもひっくるめてみんなとても優しくて仲良くなりました。
なので英語がしゃべれなくても、気が引いてしまうことはありませんでした。
お金をめちゃくちゃ節約できる理由
語学学校に3ヶ月行くと生活費も合わせて約60万前後です。
1ヶ月だと30万前後です。
ファームで1ヶ月働いて儲かれば20万ぐらいです儲からなければ5万程度貯金できるでしょう。
なので1ヶ月目に語学学校に行くのと、ファームに行くのでは大きな金額の差がでます。
単純計算で最低30万+5万=35万
最高30万+20万=50万です。
3ヶ月では 60万+15万=75万
最高では60万+60万=120万円変わってきます。
やばくないでしょうか?
英語のスキルはファーム仲間と喋っているうちに上達していきます。むしろその方が上達するほどです。
それならお金を稼いで英語を上達させた方がよいのではないでしょうか?
セカンドビザの日数も稼げる
初心者でも英語が覚えられて、お金が稼げるというだけでファームで働くメリットは十分ありますが、その上セカンドビザの日数も稼げるというおまけまでついてきます。
基本的にファームで88日間働けばセカンドビザを申請できます。
よくあるのが、語学学校へ最初に行って英語を勉強してから観光をして、その後ファームへ行くという話があります。
僕が出会った日本人ワーホリ勢の話では、最後にファームの仕事をしようとしてギリギリで日数が足りないor足りないかもしれないと行った人が続出しておりました。
なぜそんなことが起こるのかというと、ファームの仕事自体が天候、作物にすごく依存しているということが挙げられます。
僕が初めてタスマニアへ行った時は天候の理由でシーズンが1ヶ月遅れました。
その年は遅くまで寒かったようで、作物が十分に育たなかったようです。
そのほかにも雨で働けない、作物のシーズンが早く終わってしまったなんてことはザラです。
そうなればまた他の土地に移動をして仕事を探さなくてはならなかったりするので、正確に何ヶ月で88日間をコンプリートできるとは言えないのです。
ちなみに僕は観光とロードトリップをしながらのんびりファームジョブをしたので88日をとるまでに7ヶ月かかりました。
初めは4ヶ月ぐらいで取りたいと思っていたのですけどね、、
僕はファーム仕事をしたいとは思っていなかった
(ここからは僕の体験談なので読まなくても良いですが、ある意味一番見て欲しいところです。)
今はこんなにファームに行くことをお勧めしていますが、僕は最初ファームに行くのが嫌で嫌で仕方ありませんでした。
オーストラリアでファーム仕事をしたのはただ単に2年目のビザが取りたかったからだけです。
なぜかというと、虫がめちゃくちゃ苦手だったこと、それと身体が細くて体力がある方ではなかったからです。体を動かすのが苦手だったのです。
だけど、日本で貯めたお金をできるだけ効率的に使いたかったので、エージェントも使わず、語学学校へも行かず、都市部にも行かず、真っ先にタスマニアへ一人でファームを探しにいきました。
しかし、それが結果的にめちゃくちゃ良くて一番楽しかった体験になったのです。
その後も色々日本人に会いましたが、みんなどうやってそんなに英語力を伸ばしたのかよく聞かれました。
なので僕の決断は間違っていなかったのだと思ったのです。
2年目のオーストラリアワーホリ最後の期間にもう一度ファームへ出稼ぎに戻ったほどです。そこでも素晴らしい人たちに出会いました。
88日のファーム仕事が終わったあと大喜びで都市部へ行きました。最初はPerthその後Melbourneですね。
そこでも素晴らしい人にたくさん会いましたが、やはり一番仲良くなりやすいのは田舎のファームで共同スペースに住むことです。
都市部に来ている人はどうしても飾っている人が多くツンとしている人が多かったイメージです。
みんな恋愛のことしか頭になく、家族みたいに仲良くなるのは難しかったです。(それでもかなり仲良くなりましたが)
オーストラリアでも日本人の何人かにファームに行くことを勧めましたが、みんなファームは嫌みたいな感じだったのでちょっともったいないなと感じる一方、僕も嫌だったなぁと思っておりました。
この記事をみて、少しでもファーム生活をしてみようと思う人が増えることを祈っております。
それでは良い旅を!
コメントを残す