オーストラリアの仕事探しに困っていませんか?
- 英語はあまり得意じゃないけど、日本食レストランやファームでは働きたくない。
- がっつりフルタイムの仕事でもなくて良いからちょっとした仕事が欲しい。
- 何かを教えたりする仕事が好き、またはしてみたい。
という人におすすめです。
資格がなくても日本語教師になれる方法と、授業のコツ、僕が実際に行った授業のスタイルをこの記事ではシェアしていきたいと思います。
日本語教師になるのは大変?
日豪サイトなどで、日本語教師の仕事を探すと大抵、教員免許必須の項目があります。
持っている人はいいんですけれど、僕みたいに免許を持っていない人は教師に慣れないのでしょうか?
Gumtreeに自分で広告を出そう
何もどこかに働きに行かなければならない理由はありません。
自分でGumtreeに広告を出して仕事を取ってくればいいのです。
僕がPerthに住んでいたときに、6ヶ月間ほどこの方法で仕事を続けていました。生徒も合計8人ぐらいいたので結構な収入になりました。
広告の出し方も、普通にカテゴリーを選んで投稿すればいいだけです。
このときに値段と時間、場所をはっきりさせておくと良いでしょう。
どのような授業をするかはあなた次第です。
僕がやっていたおすすめの授業方法
僕たちは日本語のネイティブスピーカーです。普段なんの意識もせずに日本語を喋ることができます。
裏を返せば、日本語の細かい文法なんで普段意識していないということをあらわしています。
「天気が悪い」
「天気は悪い」
あなたはこの「が」と「は」の使い方の違いをはっきり説明できますか? 意外とわからない人も多いのではないでしょうか?
教師というのは特殊な職業で専門技術だと言っても良いでしょう。
日本語を教えるのがはじめてで、細かい文法事項を英語で説明できる自信がない人は僕のやっていた方法がおすすめです。
日常会話を専門におしえる
僕が実際に広告を出した内容はこんなかんじです。
「日本へ旅行をする予定があるかた、簡単な日常会話を覚えたいかたはいませんか? 僕の授業では難しい文法や漢字を気にすることなくカジュアルに日常会話を教えています。楽しく日本語を覚えて、旅行や日本人と喋られるようになりましょう!」
この広告の出し方なら、僕が文法の細かい説明をする必要はありませんし、旅行者や少し日本語の会話を練習したい人にターゲットも絞れているので、大手との競争もありません。
値段はだいたい1時間$20ほどで受け付けていました。
日本語のクラスとしては安いですが、こちらも簡単な会話を教えるだけなので気軽に授業をすることができます。
広告を出すときに気をつけて欲しいこと
1. 女性は気をつける
男性も気をつけたほうがいいかもしれませんが、女性は特に気をつけてください。
気をつけるポイントはいくつかあります。
- 相手の家で授業をしない。
- 授業場所を決める。
- 周りに人がいる所で授業をする。
です。
申し込みがあった時点で、どこで授業をするかという話になります。
相手の家まで毎回いくと、移動時間もかかりますし、交通費もかかります。
なので街の図書館や静かなカフェですることをオススメします。
女性はあまり気軽に男の家に行かないことをおすすめします。
2. 値段をしっかり決めておく
オーストラリアは日本と違い、値段交渉が基本です。
なので、言っていた値段とは全然違う安い金額を交渉されたりしますが、事前にしっかりと料金は決めておいてその場で悩んだりしないようにしましょう。
3. 最低限の英語は喋らないといけない
英語で話し始めて、すぐに授業をすることは難しいと思います。
なぜなら、細かい文法の説明はいらないと言えど、相手の質問には答えないといけないし、英語で説明もできなければなりません。
最低、3ヶ月がすぎて、たどたどしながらも海外の人と会話が成り立つレベルになったときに授業をしましょう。
授業を成功させるコツ
ここからは、僕の授業経験に基づいたコツを紹介していきます。
授業の準備をしっかりする
相手はお金を払ってくるので準備はしっかりしましょう。 日本語だから大丈夫と思っていたら大間違いです。
僕はパソコンで自作の学習プリントを作っていました。
10文ぐらい用意して、単語のリストもつくりました。
それを授業中に行います。
発音・使い方・実践の順番でクラスを行いました。
生徒は一人か二人のグループレッスンが基本です。生徒が二人いる場合は実践してもらうときに二人一組みになってお互いに日本語で喋ってもらいます。
授業時間内に授業をできるようにする
特に初めの方は、予定していた学習プリントをやる時間が足りなかったり、余ってしまう時があります。
足りない分は次に回せばよいですが、余ってしまった時は悲惨です。
1時間なら1時間は授業はしないといけないので、手持ち無沙汰になってしまいます。
なのであらかじめ、授業時間を考えて予行練習をしておきましょう。
長すぎる授業時間をとらない
それは一度に長い時間授業をしたほうが稼げますが、人間が一度に頭で覚えられることはしれています。たくさん詰め込めば良いというものではないので、長くても1時間ぐらいが妥当だと僕は思います。
生徒が飽きないように工夫をする
ただ単に例文を紹介しているだけでは飽きてしまうので、例文から応用して、使い易いフレーズを紹介したり、多少の雑談を入れましょう。
まとめ
何も人が用意した、仕事だけでなく仕事は自分でも作れます。幸いオーストラリアにはGumtreeという素晴らしいサイトがあるので日本語教師の他にも色々できることはあると思います。
ただし、自分で仕事を作るということはその分責任が伴います。やるからには良いものを提供できるようにがんばりましょう。
入国するときは、観光ビザですか?何もはじめにない常態でパースに出向き、広告を出して初めても3ヶ月たったら帰国しないといけないのでは?その手法でビジネスに途中で切り替えることが可能ですか?
僕の場合はワーキングホリデービザだったので観光ビザではありません。あくまでも個人で日本語教師をしただけなのでそれでビジネスビザに切り替えられるのは難しいかと思います。